「TGC 和歌山 2024」開催 - 今だから話せる和歌山市裏話④ - 和歌山市をつくる!若者の活躍(JR和歌山駅スグ!みその商店街との連携)
ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。
ここまで、令和6年2月3日(土)に和歌山市で開催された「oomiya presents TGC WAKAYAMA 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」のご報告をお届けしています。
「TGC 和歌山 2024」開催 - 今だから話せる和歌山市裏話② - 和歌山県内飲食関連事業者さま等にご提供いただいたバックヤードケータリング
「TGC 和歌山 2024」開催 - 今だから話せる和歌山市裏話③ - 和歌山県内飲食関連事業者さま等にご提供いただいたバックヤードケータリング、食べてみた
前回の投稿では、「TGC 和歌山 2024」のランウェイを歩かれたお二人に、バックヤードケータリングの感想をお伺いしました。
お二人はじめ、「TGC 和歌山 2024」のステージに立った和歌山県ゆかりの方々には、「TGC 和歌山 2024」が開催された和歌山ビッグホエールとJR和歌山駅の間にある「みその商店街」で同日に開催された「TGCナイトマルシェ@みその」のトークイベントでもランウェイを歩いた感想等をお話しいただきました。
今回は、この「TGCナイトマルシェ@みその」の企画・運営いただいた株式会社IKOTAS(イコタス)代表の前川さんにお話を伺いました。
前川さんには「TGC 和歌山 2023」のパブリックビューイングも運営にご協力いただきました。
そして、「TGC 和歌山 2024」はさらに!
昨年度と同じく開催した「TGC 和歌山 2024」のパブリックビューイングにご協力いただき、同日開催として「TGCナイトマルシェ@みその」も企画を運営をいただきました。
「TGC 和歌山 2023」と「TGC 和歌山 2024」のパブリックビューイング等に携わっていただきましたが、違いは?
今回のパブリックビューイングは、前回のプロジェクトリーダーをつとめたアーウィンさんが中心となったクリエイティブチーム「DENKNOW」にご協力いただいて実施することができました。
2023年と比較すると2024年は、パブリックビューイングを開催するための技術が向上し、設営等を効率的に行えたと思います。
「TGC 和歌山 2023」では映像を見ながら飲食できるようにしていましたが、場所の制約や導線、和歌山ビッグホエール外でも「TGC 和歌山 2024 FOOD FES.」が行われることを考慮し、「TGC 和歌山 2024」では、パブリックビューイングは映像を見せることと物販を行うこととし、飲食のご提供は「TGCナイトマルシェ@みその」にかためる大きな変更を加えて検証を行いました。
その結果、「TGC 和歌山 2024」のパブリックビューイングも昨年度と同様に幅広い年齢層の方にお越しいただけましたが、滞在時間が短くなる傾向があったので、こういったイベントでは飲み物と軽食はあったほうが手持ち無沙汰にならずにいいんだなと、知見を得ることができました。
これは、今後のイベント企画に活かしたいと思っています。
「TGC 和歌山 2024」と同日開催で「TGCナイトマルシェ@みその」を実施してみていかがでしたか?
「TGCナイトマルシェ@みその」は、以前から課題視していたみその商店街のナイトタイムの活性化の検証として、和歌山市商業活性化支援事業補助金を活用し、「TGC 和歌山 2024」と同日に実施させていただきました。
初めての開催なので、騒音や交通のトラブルを防ぐため、夜20時までとし、事故もなく無事にイベントを終えることができました。
また、ご協力いただいた方々からも、
「もっと遅くまで開いてもいいんじゃない?」
といった好意的なご意見を多くいただくことができ、今後、みその商店街をはじめ、JR和歌山駅周辺のナイトタイムエコノミーを考えるうえでひとつのよい検証結果が得られたと思っています。
「みその商店街」では、「みそのマルシェ」などのイベントも定期的に開催いただいていますよね?
「みそのマルシェ」は毎月第3日曜日に11時から開催しています。
開催当初は約21店舗でのスタートだったのが、今では約70店舗が出店し、賑わうようにしました。
「みその商店街でイベントをしているらしいよ!」と広まっているのを実感しています。
令和5年12月17、18日には、和歌山市の「まちなか賑わい創出事業」を受託し、大学生と協業して「"福祉フェア"みそのマルシェ」を開催しました。
「福祉フェア」は、「みその商店街」が目指すひとつの方向性を見据えて行ったものです。
私は滋賀県出身なんですが、和歌山市に呼んでくださった「みその商店街」の理事ももともと和歌山市外から来られた方です。
その理事が
「これからも、『みその商店街』で若い子たちが活動しているのを見守りながら老後を迎えたい」
とおっしゃていたのもありますし、これまで開催してきたイベントを通しても「みその商店街」には中学生からご高齢の方までさまざまな年齢層の方が集まるのが特長だと実感しています。
JR和歌山駅という大きな駅前にあるので、障がいをお持ちの方も多く来られますし、NPO法人のかたも多く商店街の会員としていらっしゃいます。
そういった多様な人々をたくさん巻き込んで、みんなで賑やかなまちづくりをしていきたいと思っています。
商店街の活性化など、まちづくりを目的としイベント等を企画するとき、自分の考えもありますが、みんながよい意見を言い出せる「余白」も残して、ひとりで突っ走らないで、多くの方を巻き込みながらよりよいまちづくりを目指したいです。