東京・日本橋 ミシュラン一つ星店フレンチシェフから、和歌山の子どもたちへ「ミライの給食」―和歌山市立三田小学校同窓生が主催③
ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。
前々回の記事から、令和6年3月20日(水・春分の日)に和歌山市立三田小学校で開催された「食と子どもと、未来をつなぐ―和歌山の生産者とモダンフレンチの旗手が贈る ミライの給食 2024」についてご紹介しています。
前回の投稿では、このイベントの趣旨に賛同し、食材提供いただいた5つの生産者さまをご紹介しました。(50音順)
今回はその後編。
4つの事業者さまをご紹介させていただきます。
6. コパン ドゥ フロマージュ
コパン・ドゥ・フロマージュでは、チーズプロフェッショナルであるオーナーが厳選した、本場ヨーロッパのナチュラルチーズと、和歌山の特産品などで風味付けしたオリジナルチーズを販売しています。
店頭では、チーズに詳しくなくても、お客さまのお好みなどをお聞きして、おすすめのチーズを提案させていただけます。
また、ふるさと、和歌山の食材を世界に発信したいという想いから地元食材の風味を加えたオリジナルチーズの製造、販売もされています。
「ミライの給食」ではリコッタチーズやコンテチーズをご提供いただき、そのおいしさをお話しいただきました。
7. しかたらむかな
国産小麦と自家製酵母をそれぞれ数種類を組み合わせ、日本文化に寄り添うようなパンをつくられています。
和歌山市でも人気を博したパン屋さん「サン・エフティ」が、東京に拠点を移し、「しかたらむかな」と店名を改め、飯田橋で営業中です。
「しかたらむかな」のパンは、東京でも大人気。入手困難な逸品です。
8. 山利
「山利」さまは、和歌山市西脇エリアで7代、約180年続く老舗しらす店。
地元の漁師さんとともに、最もいい状態で港に持ち帰られたシラスを、20~30分といううちにすばやく釜あげにします。釜あげには天日塩のみを使用し、シラスが持つ本来の旨味と風味が味わえるのが特長です。
「ミライの給食 2024」では、3月20日に行われたこの会では、大きさが不揃いのシラスを使用しました。
冬には大きく、春には小ぶりのものがとれるシラス。
小さなものがおいしいとされ、市場価値は高い状況でしたが、地元では大きさが不揃いのものを食べていたそうです。
理由は、そのほうがおいしいから。
大きな小さなシラスで塩加減が異なり、飽きずに食べられるのが魅力です。
9. 株式会社やすい
甘くて、艶やかで、香りがよい、「おひさまマークのお米」を取り扱ってる株式会社やすいさまは、江戸時代から続く老舗のお米屋さんです。
「いつ食べても新米のように美味しい」をテーマに、安心、安全、一年を通して安定した食味のお米をつくられています。
「ミライの給食 2024」では、和歌山市安原でとれた「きぬむすめ」を協賛いただきました。
「きぬむすめ」は、ご飯の食味はもちろん、特に白さとツヤに優れたお米です。
令和3年には、一般社団法人日本穀物検定協会による米の食味ランキングで、特A評価も獲得しました。
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和歌山の未来を担う子どもたちに、地域のおいしい食材を知ってもらい、食べ物の持続可能性を考えるきっかけとなる本イベントには、多くの生産者さまにご協力いただきました。
次回の投稿では、「ミライの給食 2024」を実施したあと、主催した三田小学校49年会代表の和田さまと、フレンチレストラン「La paix(ラペ)」の松本シェフに伺ったお話をご紹介します。
イベントの様子をまとめた動画も公開されています。
写真撮影:照井壮平(maisonphotographie)
動画撮影:山本 琢哉(ORANGE BLUE)
フレンチレストラン「La paix(ラペ)」さまには和歌山市のふるさと納税返礼品として、東京のお店でのお食事券をご提供いただいております。
和歌山市へのふるさと納税(元気わかやま市応援寄附金)の詳細については本市ホームページからご確認いただけます。
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