もうデスク上にはこれしかいらない。金型屋が本気で遊んだ究極の文鎮「幸せのペーパーウェイト」①―和歌山市チャレンジ新商品
ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。
今回は、和歌山放送さんにて毎週月曜日から金曜日のあさ7時25分から放送されている、和歌山市のラジオ広報番組『ゲンキ和歌山市』の収録に同行してきた様子をお届けします。
和歌山市の優れた技術やノウハウ、独創的なアイデアをもとに新商品開発に取り組む中小企業の販路開拓を応援する「和歌山市チャレンジ新商品認定制度」。令和4年度も4事業者4商品を「和歌山市チャレンジ新商品」として認定されました。
今回はこの4商品のなかから、三和金型製作所「幸せのペーパーウェイト」を詳しくご紹介します。
お話を伺うのは専務取締役 小嶋一彰さん、営業・企画広報部長 山本知香さんです。
ー三和金型製作所はどのような会社になりますか?ー
弊社は三和金型製作所と申します。名前に金型とついているのですが、今は主に各種産業機器の加工だとか、そういうのを色々制作させてもらっています。得意としましては、一品一様の加工、1個だとか2個だとか、そういうものを得意とさせていただいてて、色々毎日制作しております。
ーこちらの職人さん達は、なかなかポリシーがおありになると聞いていますが。ー
ポリシーと言うか、ただお節介なだけと言うか、こだわりと言うか、図面から読めるようなものは全て 自分たちで消化して毎日制作しています。
ー「幸せのペーパーウェイト」はどういった商品になるのか教えてくださいー
こちらの「幸せのペーパーウェイト」は、まず商品自体が文鎮という形になりますが、1個だけでなく4個でワンセットになっています。
使わない時は四つを一つにまとめて収納することもできますし、材質として鉄を使っていますので、磁石をくっつけてメモスタンドとして使っていただくことも可能となっています。また、文鎮の真ん中に穴が開いておりますので、ペンを立てていただいたり、印鑑を立てていただいたりすることもできます。1番のこだわりポイントが文鎮を収納している真ん中の軸ですが、こちらはツボ押し機能も兼ね備えておりますのでデスクのお伴に是非使っていただきたいと思います。
ー何故、この商品を作ろうと思われたのでしょうか?ー
きっかけは弊社に来ていただいている会計事務所の方が、こういったもので「自分のデスク周りに文鎮のようなものがあれば良いな」という声をいただいたのが開発のきっかけとなります。ちょうどこの開発が始まった頃がコロナ禍の時期で、どうしても職人の元気もなくなっていたので元気付けたい、という意味でも開発を進めました。
長くなりましたので、今回はこのあたりで筆をおきたいと思います。
次回は、こちらの商品のポイントや今後の展望などをお届けします。
なお、12月2日、3日に開催される「和歌山ものづくり文化祭2023」に三和金型製作所様も出店されますので、ご興味ありましたら参加されてみてはいかがでしょうか。