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今、有吉佐和子著『華岡青洲の妻』を読んでます

ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。

noteの執筆をしているワタクシ、今、有吉佐和子さんの書いた『華岡青洲の妻』を読んでいます。

江戸時代、世界で初めて全身麻酔を用いた手術(乳癌手術)を成功させた、和歌山の外科医・華岡青洲を巡る妻と姑を描く作品です。
妻・加恵が、自分をかわいがってくれていた姑・於継に、夫を巡って憎しみを感じ始めるという、波乱の展開のところを読んでいるので、続きが楽しみでなりません。←どろどろ、嫌いじゃないんです苦笑

『華岡青洲の妻』の前は『悪女について』を読みました。
ちなみに上司は、今、『紀ノ川』を読んでいるそうです。

昭和の女性作家、有吉佐和子さんは、和歌山市出身です。
和歌山市民図書館には「有吉佐和子文庫」という専門コーナーもあります。

その有吉佐和子さんが、私の周りでブームになっているのには理由があります。

有吉佐和子さんが本市に生まれて90年という節目の年である令和3年。
和歌山市は一般社団法人日本ペンクラブと連携し、有吉佐和子さんを顕彰するイベントを開催します。

有吉佐和子生誕90年 ふるさとと文学2021~有吉佐和子の和歌山
日時:令和3年11月3日(水・祝) 12:30開場/13:30開演
場所:和歌山城ホール 大ホール
内容:有吉佐和子氏の紹介(映像・語り・音楽による)/シンポジウム/戯曲作品の朗読劇

主催:
文化庁、厚生労働省、和歌山県、和歌山県教育委員会、和歌山市、和歌山市教育委員会、第36回国民文化祭、第21回全国障害者芸術・文化祭和歌山県実行委員会、第36回国民文化祭、第21回全国障害者芸術・文化祭和歌山市実行委員会
企画監修:
一般社団法人 日本ペンクラブ
http://japanpen.or.jp/furusatotobungaku07/

【観覧申込(入場無料)について】
募集人員:450人
応募期間:令和3年8月1日から8月31日必着
応募方法:往復はがき(同伴者1名まで申込可能)
※詳細は下記画像をご確認ください。

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詳細は下記、市HPからもご確認いただけます。

7月30日(金)には、日本ペンクラブ会長の桐野夏生さん、前会長の吉岡忍さん、尾花市長が合同記者会見を行いました。

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このなかで、青少年におすすめしたい有吉佐和子さんの小説として、吉岡前会長は『紀ノ川』を。桐野会長は『悪女について』を挙げられていました。
『悪女について』は、ひとりの女性実業家・富小路公子を、複数の人の視点から描く手法が、1970年代当時、おもしろかったとのことでした。


「有吉佐和子生誕90年 ふるさとと文学2021~有吉佐和子の和歌山」は、2021年10月30日から11月21日までの23日間、和歌山県で初開催となる「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」――愛称・「紀の国わかやま文化祭2021」の期間中に開催されます。

全国から文化芸術活動を行っている方々が集まり、発表・共演が行われるとともに、障害のある人もない人もともに参加し、交流の輪を広げる文化祭典、「紀の国わかやま文化祭2021」。
「有吉佐和子生誕90年 ふるさとと文学2021~有吉佐和子の和歌山」以外にも、下記URLにある50を超える事業が行われます。

2021年、和歌山市は文化の年。
市民総参加で「紀の国わかやま文化祭2021」を盛り上げます。

全国から本市を訪れる方々に、「紀の国わかやま文化祭2021」のイベントを楽しむだけでなく、本市の魅力を堪能いただけるよう、第53回 紀州おどり「ぶんだら節」と「おどるんや~第17回紀州よさこい祭り~」も同時開催(11月3日)。

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11月7日(日)には、迫力ある神輿おろしが見ごたえのある、和歌祭も行われます。

和歌祭り

令和3年度は、例年に増して盛り上がること間違いなし!
秋の和歌山市を楽しんでいただければと思います。

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