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じゃばら×橙×則岡醤油醸造元の手づくり醤油。和歌山県産原料でつくった「贅沢ぽん酢」―和歌山市チャレンジ新商品

ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。

本市の優れた技術やノウハウ、独創的なアイデアをもとに新商品開発に取り組む中小企業の販路開拓を応援する「和歌山市チャレンジ新商品認定制度」。
令和3年度も5事業者5商品を「和歌山市チャレンジ新商品」として認定しました。

今回はこの5商品のなかから、株式会社ファイブワン「柑橘じゃばらぽん酢」を詳しくご紹介します。

この商品は、お鍋、焼き物、かつおのたたき、サラダ等に合わせて、じゃばら独特の風味を楽しんでいただけるぽん酢です。
和歌山県が「プレミア和歌山(和歌山県優良県産品)」として認定し、令和3年度新規認定カタログにも掲載されている逸品です。

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じゃばら果汁と橙果汁を使用した「柑橘じゃばらぽん酢」は、100年以上の歴史を誇る老舗企業『則岡醤油醸造元』との共同企画品です。
和歌山県産にこだわった材料としてじゃばら果汁30%、醤油28%、橙果汁27%を配合したレシピを完成させました。

「じゃばら」とは
和歌山県北山村原産の柑橘類の一種で柚子よりも果汁が豊富で種がなく独特な風味のある希少な果実。「邪気を払う」から名付けられたとも言われ、縁起物として使われてきました。
また、ジャバラの果実はナリルチンという成分が含まれています。

チラシ

これを踏まえ、今回は、株式会社ファイブワンの代表取締役社長の坂本さんにお話を伺いました。

坂本様

もともとサラリーマンをされていた坂本さんは、2004年に51歳で現在の会社を起業されました。
お取引先の企業からのご相談で、和歌山県内で栽培されているじゃばらを利用した事業を8年ほど前からはじめられたそうです。

――「柑橘じゃばらぽん酢」の開発の際、こだわったのはどこでしょう?

一番は、じゃばらを利用して、「いいもの」をつくりたいというところです。
せっかく農家さんで「いいもの」をつくってもらっているのだから、それをよりよいものにして、和歌山から東京へ。全国へと発信したいと思いました。

「いいぽん酢」をつくるためには、いい醤油を使いたい。
そこで、ご縁のあった則岡醤油醸造元さんに共同開発をお願いしたところ、快諾いただき、開発を進めていきました。

――開発の際、苦労した点は?

やはり理想の「味」を求めるのには苦労しました。
則岡醤油醸造元さんからは、じゃばらと同じく、和歌山県産の橙を使う提案をいただいたりして、半年間、試作を重ねてきました。

――じゃばら、橙、それに老舗醸造元の手づくり醤油と。和歌山の「いいもの」が詰まったぽん酢ですが、どのような方にお届けしたいですか?

和歌山に住んでいる方にはもちろんですが、県外の方にも手に取ってもらいたいですね。
和歌山の農家では、いいものをつくってもらっているのだから、よりよいものにして、和歌山にはこんな「いいものがあるんだよ」と発信したいと思っています。

ですので、オンラインショップで取り扱っているのと。
和歌山市内では、和歌山市民図書館1階の蔦屋書店や、花山温泉に置いていただいています。

蔦屋さん

和歌山市民図書館1階の蔦屋書店では、"和歌山の上質品" をコンセプトに和歌山で作られた特産品を取り揃えています。
蔦屋書店 和歌山市民図書館へのお問い合わせ先
TEL:073-488-3800
和歌山市民図書館ホームページの「ご利用ガイド」

――決して安くはないお値段ですよね。。。

そうなんです。
はじめはそんなに売れるとは思っていなかったのですが……
でも、道の駅や百貨店等に置かせていただくと、完売してしまうこともあります。
やはり、「いいもの」をつくれば伝わるんだなと実感します。

――和歌山産の「いいもの」を伝えたい気持ち。その原動力は?

それは、この商品もそうですが、和歌山のいい産品が全国に伝わって、和歌山県の活性につながってほしいと思っているからです。

和歌山県ではじゃばら農家さんをはじめ「いいもの」をつくっています。
「いいもの」をつないでコラボ商品等を開発し、和歌山の産品を日本中に発信していきたいです。

それと、じゃばらの認知度をアップさせて、耕作放棄地などにも植え育ててもらいたいとも思っています。
じゃばらって実ができるまでに5、6年かかるんですよね。
次のじゃばらが育っているうちに、和歌山原産のじゃばらの力を全国に伝えて、農家さんにも還元し、和歌山を活性化していきたいです。

株式会社ファイブワン「柑橘じゃばらぽん酢」についてのお問合せ先
TEL:073-448-5040 / FAX:073-446-5150
http://www.five-1.co.jp/
ご購入は下記から可能です。
◎じゃばら本舗(株式会社ファイブワン)
https://jabarahonpo.com/

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ここまでのご紹介で、文章がとても長くなってしまったので……
次回、実際に、株式会社ファイブワン「柑橘じゃばらぽん酢」を使ってみた感想を書きたいと思います。

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和歌山市では「和歌山市チャレンジ新商品認定事業」への応募を随時受け付けています。
市内に主たる事務所を有し、新商品を開発した中小企業者(法人・個人)で、市税の滞納や指名停止を受けていない事業者の方でしたら、販売開始から2年以内のもので、ご応募いただけます。
他の要件や提出書類等、詳細は下記ページをご確認ください。

和歌山市チャレンジ新商品認定事業についてお問い合わせは、商工振興課までお願いします。

和歌山市 産業交流局 産業部 商工振興課
〒640-8511
和歌山市七番丁23番地
TEL:073-435-1233/FAX:073-435-1256

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