松平健氏も参加!和歌山市の歴史あるお祭り――和歌祭四百年式年大祭(令和4年5月15日開催予定)①
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和歌山市広報広聴課です。
和歌山市は、徳川御三家のひとつ。
江戸幕府八代将軍徳川吉宗や十四代将軍家茂を輩出した紀州徳川家のお膝元です。
元和5年(1619)、徳川家康の十男である徳川頼宜が、55万5千石を領して入国し、紀州徳川家が治める紀州藩が成立します。
その紀州藩初代藩主徳川頼宣によって、元和7年(1621)に、徳川家康を祀るために創建された神社が紀州東照宮です。のちに頼宣自身も祀られています。
ご本殿は侍坂とよばれる108段の石段の上にあり、和歌浦湾を一望できます。精巧な彫刻と狩野・土佐両派の絵で彩られた華麗な社殿は「関西の日光」とも呼ばれます。
紀州東照宮では元和8年(1622)以降、毎年5月、徳川家康の命日に大祭を行ってきました。
「和歌祭」とは、この紀州東照宮の大祭の渡御の呼称です。
例年の「和歌祭」では、紀州東照宮の108段の石段を勇ましく神輿が駆け下り、太鼓や雑賀踊、薙刀振などの渡御行列が紀州東照宮を出発して和歌浦周辺をねり歩きます。
「株」と呼ばれる数十の集団、総勢約千人が芸能を披露する渡御行列はたいへん勇壮で華やか。
そして今年、令和4年(2022)。
1622年に始まった「和歌祭」は創始400年の節目の年を迎え、いつもよりも盛大に!和歌祭四百年式年大祭として開催されます。
◎和歌祭四百年式年大祭
令和4年5月15日(日)
8:00~神輿おろし/8:30~11:00 神輿わたり/
12:00 渡御始め式/12:15~14:30 渡御行列/14:30 渡御納め式
和歌祭四百年式年大祭スペシャルページ
http://wakamatsuri.com/400th
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https://www.facebook.com/wakamatsuri2022/
今年度の和歌祭の見どころは大きく3つ!
和歌浦・紀州東照宮から和歌山城まで!約4.5kmをねり歩く、神輿わたり
令和4年、和歌浦・紀州東照宮の108段の階段を駆け下りた後、神輿が和歌山市の中心にある和歌山城までねり歩きます。
今年度は、従来の担ぎ手に加え、大学生や高校生がリレー形式で神輿をかつぎ、若い力で和歌祭を盛り上げます!
江戸の風流を感じてください!渡御行列を和歌山城周辺で実施
腰元や巫女、相撲、笛吹、唐船・御船歌など、約40種目の土地の人々が得意とする芸技集団(「株」といいます)が伝統の技を披露。
賑やかな渡御行列の中で、母衣は必見です!
大きな白母衣とすこし小ぶりな赤母衣、そして子供による小さな母衣が行列に参加し、「ショモ、ショモ(所望、所望)」という掛け声とともに母衣を左右に3回ずつまわします。
令和4年は、和歌山城を望みながら、江戸の風流を肌で感じてください!
正午から始まる渡御行列の前には、江戸時代の大名行列の一部を実演。
この大名行列では、文化庁の補助事業「Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」の 活用により、江戸時代の紀州徳川家に関する歴史資料『南紀徳川史』等を参考に 復元製作した、大名駕籠、衣装、道具等を使用します。
※令和3年11月3日 第53回紀州おどりぶんだら節の大名行列の様子
和歌祭創始400年の節目に駆けつけて下さる、松平健氏は必見!
令和4年度は特別に、松平健さんも徳川吉宗公に扮して参加いただきます。
和歌山城を前に騎乗して歩む姿は見逃せません。
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江戸時代から続く、和歌山市を代表する「和歌祭」。
例年、和歌浦のほうでしか見られないのですが、今年は和歌山城前で見られるということで、今から楽しみにしています!
和歌山城前を騎乗して参加される松平健さんは必見ですし、紀州藩主として駕籠にのっていただく、お子さまにも注目したいですね。
ここ数年、和歌山城前には、飲食スペースの広がる城前広場や和歌山城ホールが新しく建てられ、新しい空間に生まれ変わっているのですが、「和歌祭」が開催される令和4年5月15日(日)は、江戸時代の雰囲気も蘇って、非日常感を味わえること間違いなし!
令和4年度の和歌祭は必見です。
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次回は、和歌祭保存会で活躍されている方の、「和歌祭」にかける意気込みをご紹介します!