大学生が選んだお店を掲載!和歌山市のまちなか散策マップ『わかやま街さんぽ』②
ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。
今回は、和歌山城北エリアの散策マップ「わかやま街さんぽ」の制作にご協力いただいた和歌山信愛大学教育学部 江口怜助教の地域連携フィールドゼミで、昨年学んでいた3年生の岩橋さんと、今年学んでいる2年生の吉田さんから伺ったお話の続きです。
――おふたりが江口怜助教の地域連携フィールドゼミを選んだ理由を聞かせてください。
岩橋さん:和歌山信愛大学に入ったのだから、大学のある地域から活性化したいと思ったのがきっかけです。地域活性を目的とするゼミはいくつかあるのですが、まちなかの活性化と言えば江口ゼミだったので、選択しました。
吉田さん:私も大学に入って、大学のある地域のみなさんと交流を深めたいと思ったので江口ゼミに参加しました。地域の方々と交流することが地域の活性化につながればいいなと思っています。
――地域連携フィールドゼミではどんなことをされていますか?
岩橋さん:昨年大きく関わったのは、地域にある商店街「ぶらくり丁」を紹介するマップ「ぶらり、ぶらくりマップ」を作成しました。表面は僕たちがおすすめするお店をピックアップして、裏面で「ぶらくり丁」全体が分かるマップにしました。
Team MAK-e Spotさんからの依頼を受け、学生目線で、ぶらくり丁のいろんな魅力を伝えて、知ってもらうことが目的に、ぶらくり丁を散策し、実際店長さんたちにおすすめメニューなどのお店のイチオシポイントをインタビューしたり、写真撮影したり、試行錯誤してつくりました。
吉田さん:私は今年ゼミに入って、ぶらくり丁の歴史や課題を勉強し始めたところです。
先輩方の取組みに加えて、もっと人々が交流できるイベントを実施してみたいなと思っています。訪れた人たちが自らSNSで拡散したくなるようなイベントを考えてみたいですね。
――和歌山市でのおすすめの過ごし方を教えてください!
吉田さん:私は和歌山城周辺の散策が好きです。
歩いているだけでいろんなお店が見つかるのが和歌山市のいいところだと思います。
岩橋さん:僕は和歌山市の南にある浜の宮ビーチが好きです。
堤防沿いに道をまっすぐに単車で走るのが気持ちいいです。今だと、夕方6時半ごろから、夕日がとてもきれいです。
――和歌山市には、今後どんな街になってほしいと思いますか?
吉田さん:ゼミを通して、地域の人とかかわる大切さを学びました。
小さい子から、小・中学生、いろんな世代の人が、地元のいいところを知って、交流を通してきらきらかがやくにぎやかな街になってほしいです。
岩橋さん:若者世代も、家族連れも、みんながさみしさを感じず、人のあたたかみを感じるまちにしたいです。
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この日、信愛大学のお二人にお話をお伺いし、大学進学とともに和歌山県を離れてしまった自分は当時、何も考えていなかったなぁと過去に思いを馳せてしまいました。
地域の人との交流のなかで、人のあたたかさを感じながら、勉強する若い方々の熱意と力でまちが活気づいていくのだなと肌で感じることができました。
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「わかやま街さんぽ」は和歌山市観光土産センター、和歌山城ホール、市役所1階、JR和歌山駅地下わかちか広場内の観光交流センター、各店舗・宿泊施設等で配布しています。
また、下記からもダウンロードできます。
今回のインタビューは、和歌山市広報ラジオ番組『ゲンキ和歌山市』のブログでもお聴きいただけます。