まちなか商店街で『朝ごはん』はいかがでしょうか――和歌山市の官民連携まちづくり
ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。
和歌山市のまちなかには「ぶらくり丁」という商店街があります。
noteを書いている私、東京在住時に勤めていた会社の方が、1994年に和歌山マリーナシティで開催された「世界リゾート博」のお仕事をされていたとのことで、
「『ぶらくり丁につれもていこら』ってよく言ってた」
とよく話しかけてくれたことを思い出します。
ちなみに、「ぶらくり丁につれもていこら」は、和歌山弁で「ぶらくり丁に一緒に行こうよ」という意味です。
まちなかにぶらぶら繰り出すというところから「ぶらくり丁」なのかなと思ってましたが、「ぶらくり丁」は江戸期から現在の通称の町名のようです。
呉服古着類をつり下げて買物客を集めていたのが由来だとのこと。
和歌山の方言で「つり下げる」ことを「ぶらくる」ということから、「ぶらくり丁」と呼ばれているそうです。
戦前から高度成長期にかけては、ぶらくり丁商店街は「2丁目にいこら」が市民の合言葉で、まっすぐ歩くことが困難なほど多くの買い物客でにぎわう中心地でした。
しかし、近年モータリゼーションが進み、大規模な商業施設が郊外に広がったことで、まちなかはシャッターを下ろすお店が多くなりました。
この「ぶらくり丁」を含む、まちなかの活性化は和歌山市の課題になっておりまして。
和歌山市では、本市主催のまちづくりスクールとして、わかやま共創実践プログラム「チャッカソン」などを実施。
官民連携してまちの活性化に取り組んでいます。
この「チャッカソン」のメンバーは「チャッカマン(まち活性化の火付け役)」と呼ばれておりまして、公園などでのイベント企画・運営等をしていただいています。
詳細は長くなるので、また別の機会にご紹介させていただこうと思っていますが、今回は、4月から開催されている朝ごはんイベントをご紹介!
ぶらくり丁のなかでも北に位置する北ぶらくり丁商店街にて、「北ぶら はじめ食堂」と題して、毎月第一火曜日に「朝ごはんマルシェ」が開催されています。
朝ごはんマルシェ「北ぶら はじめ食堂」
毎月第一火曜日 あさ7:00~10:00
https://www.instagram.com/kitabura_wakayama/
台湾旅行などに行ったら、朝ごはんを屋台で食べたりしますよね。
数年前には世界の朝食が食べられるカフェが日本に上陸したり。
おいしい朝限定メニューを食べて朝から元気に活動する「朝活」を和歌山市でも行ってみようという、アクティブな取組みなのかなと思います。
私は手軽に。
ホットドッグをいただきました。
チリソースがきいたサルチードッグのテーマは、「ビールが飲みたくなる味」とのこと。
プレーンやチーズドッグ、カレーなどの様々な味が選べました。
お供に和歌山ポンチなるものを飲んでみました。
和歌山県産のもも・みかん・きよみ・うめ果汁がブレンドされているのだと思うのですが、87円(税込)。
お得じゃないですか?
しっかり朝ごはんを取りたい方には、おかゆの和定食がおすすめです。
時間が許せは私も食べたかったです。
しらす丼もあるんですよ。
しらすは朝から市場で仕入れてこられたとのこと。
次行く際は取材等の仕事ではないと思うので。
こちらにもチャレンジしたいです!
朝ごはんに加えて、豆からひきたてのコーヒーや、新鮮野菜のお買い物なども楽しめる、「北ぶら はじめ食堂」。
次回の開催は令和4年5月3日ですね。
ぜひお越しいただき、和歌山市の朝を元気に楽しんでいただきたいです。
「北ぶら はじめ食堂」についてのお問い合わせ
mail: hajime.shokudo@gmail.com※「@」は小文字
主催:北ぶらくり丁商店街振興組合、VIVA
後援:和歌山市・和歌山市教育委員会
企画運営:株式会社サスカッチ、VIVA
◎インスタグラム
https://www.instagram.com/kitabura_wakayama/