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挑戦者より挑戦する――株式会社Relic 和歌山イノベーションラボ所長にお話を伺いました

ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。

2021年11月、東京渋谷区に本社がある、新規事業開発やイノベーション創出を支援する事業共創カンパニー、株式会社Relic(レリック)が、和歌山市に「和歌山イノベーションラボ」を開設しました。

今回は、この和歌山イノベーションラボ・所長の丹羽大智さんから伺ったお話をご紹介します。

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1. 株式会社Relicは「新規事業開発やイノベーション創出を支援する事業共創カンパニー」とのことですが、具体的にはどういった事業をされているのでしょうか。

株式会社Relicは、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出に特化した企業です。
戦略の立案~実行及び事業化に向けたプロダクト・サービス開発から事業成長までを一気通貫で支援する「事業プロデュース・ソリューション事業」や、新規事業マネジメントのためのSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、それと、スタートアップしたばかりのベンチャー企業への投資や経営支援、大企業との共同事業などを進める「オープンイノベーション事業」の3つを大きな柱として行っています。

「インキュベーションテック事業」で開発・提供しているプロダクトとしては、国内初のSaaS型イノベーションマネジメントプラットフォーム「Throttle」やクラウドファンディング構築プラットフォーム「ENjiNE」などを扱っており、国内シェアNo.1の導入実績があります。

2. 株式会社Relic 和歌山イノベーションラボの役割は?

和歌山イノベーションラボでは、エンジニアやデザイナーがプロダクト開発と運用を主に行います。

私自身は、ウェブエンジニアとして、WEBサービスの開発に携わっています。また一方で、和歌山イノベーションラボの所長として採用活動も行っています。
和歌山大学や近畿大学、和歌山工業高等専門学校に訪問して、連携して授業をさせていただくこともあります。

3. なぜ今、地方に拠点を置いたのでしょうか?

株式会社Relicは創業以来、「大志ある挑戦を創造し、日本から世界へ。想いを持った挑戦者と共に走り、共に創る」、「⽇本発の新規事業やイノベーションを共創するプラットフォームとなり⽇本経済と地域を活性化する」という理念をもって事業展開を行ってきました。

こういった理念もありましたし、地方のIT人材に、ぜひ仲間になってほしいという思いもあります。

弊社は当初、東京をはじめとした関東エリアを中心に事業展開をしてきたのですが、近年は全国各地への事業展開や地方創生にも注力しています。
地方にもIT人材は数多くいらっしゃると思います。
そういった方々の働く場のひとつになりたいですね。

4. 和歌山市を選んだ理由はありますか?

地方に拠点を広げたいと考えていた時期に、和歌山県と和歌山市からお声がけいただいたのがきっかけです。
和歌山県には、豊富な企業誘致の実績があることや、ICT企業の進出とICT教育に注力されていることを知って、視察に伺いました。
和歌山県にはいろんな特色のある魅力的な地域が多くあり、2拠点を設置することに決めました。

昨年10月25日には、和歌山県、白浜町、和歌山市、弊社の四者による進出協定調印式を実施しました。

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和歌山市の「和歌山イノベーションラボ」では、ICTに興味のある方と多く出会って、一緒に新規事業のプロダクトを開発していきたいと思っています。また、地元企業との連携も行い、新たな事業も創り出していきたいです。

5. 拠点開設をして約3ヵ月。和歌山市の印象はいかがでしょうか。

和歌山の方はとてもフレンドリーですね。
県外からきても、すぐに受け入れてくれる印象があります。

和歌山市に移住してみて、ご近所からオフィスの入っているビルの方々、それから市役所のみなさんもすごく親切にしてくださっています。
大学等の教育機関に行っても、みなさん、垣根なく話しかけてくれるのが、とてもうれしいです。

また、ビジネスの面でも、いろんなお話がいただけることが有難いです。
株式会社Relicは新規事業支援を専門的に行っている会社なので、興味を持っていただいて、お声掛けいただいたり、いろんなつながりができるのが楽しいです。

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6. 和歌山市での今後の事業展開は?

「挑戦者より挑戦する」は弊社の社長が最近よく言っている言葉で、私も好きな言葉です。だから、和歌山でいろんな挑戦をしていきたいなと思っています。

和歌山市に拠点をつくったのは、ICTに興味のある方と出会って、私たちの仲間を増やしていくことが目的です。
ゆくゆくは和歌山にエンジニアのコミュニティをつくっていきたいという野望もあります。

和歌山市の学生さんとお話していると、「和歌山市でこんなことできるとは思わなかった」や「プログラミングのインターンとかアルバイトを和歌山市で探していたので、拠点ができてうれしい」など、とてもいい反応をいただけます。

そういったふうに、学生さんだったり、地域にとって価値のある企業になりたいなっていうのはあります。地域にとって意味のある活動に挑戦していきたいです。

株式会社Relicでは、和歌山でプログラミングやデザインの仕事をしたい方、新規事業開発にご興味のある方を、大募集しているとのことです。
株式会社Relicの採用について下記までお問合せください。
https://relic.co.jp/recruit/

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和歌山市では、市内で立地を希望している企業さま窓口を一本化することで、手続きなどをスムーズに行うお手伝いをしています。
地方への立地をご検討の際は、ぜひ、ご連絡ください。

和歌山市産業政策課ワンストップ窓口
TEL:073-435-1040  FAX:073‐435‐1262
Eメール:sangyoseisaku@city.wakayama.lg.jp

企業立地促進奨励金制度もご活用ください。


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