JK的に和歌山市推せるのってドコよ⁉⑤- 和歌山信愛高等学校1年生「探究学習-グループワーク」~リージョン探究:地域行政分野~
ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。
前回投稿に引き続き、和歌山信愛高等学校からご依頼を受けて、和歌山市移住定住戦略課が実施した1年生の「探究学習-グループワーク」行政課題の最終発表についてお届けしたいと思います。
前回の1から3班さんに続き、今回は4から6班さんの発表についてご紹介します。
和歌山信愛高等学校1年生の「探究学習-グループワーク」概要について。
フィールドワークの様子はこちらです。
4班 - Be Wild (道の駅 四季の郷公園)
4班さんは令和3年度にリニューアルした「道の駅 四季の郷公園」に注目いただきました。
甲子園球場の約7倍!関西最大級の広さを誇る道の駅はテレビなどでも人気の施設です。
「道の駅 四季の郷公園」の推しポイントは「スイーツ」。
季節の果物のタルトやロールケーキ、地卵と牧場牛乳でつくったプリンなどが魅力的に映るそうです。
また愛犬と一緒にできる「BBQ」もしてみたいとのこと。
気軽に利用できるBBQスペースだなと思っていただいたようです。
ただ……信愛高等学校内の「道の駅 四季の郷公園」のリニューアル認知度調査の結果が衝撃的です。
道の駅 四季の郷公園の広報はわりとがんばった気持ちでいたのですが、まだまだ足りないことに気づかされ、また、毎日通学する学生のみなさまからは「電車の中吊り広告」をおすすめいただきました。
これは、盲点です。インターネット広告や新雑広告には注目していたのですが、交通広告のほうが通学で毎日目にするんだな、と目からウロコの発見です。
「道の駅 四季の郷公園」に車ではない交通手段で行くことへの課題も。
レンタサイクルの身長制限150cmは、中高生にはクリアできないこともあるのだなと気づくことができました。
5班 - 和歌浦・雑賀崎エリア
5班さんの発表は、和歌山市内でも目立つ「空き家」を利用できないかな?という発想から始まった提案とのことでした。
Z世代に「レトロブーム」がある!というトレンド分析から、和歌浦の商店街、明光通り商店街に着目。
明光通り商店街のなかでも人気の春栄堂さんのシュークリーム「シューパリ」を推していただきました。
和歌山市民が手土産にするアイテムのひとつですね。
1個190円のシューパリは、高校生のお財布にもやさしいようです。
2・3月の期間限定「チョコかけ生チョコパリ」もJKの心を鷲掴み。
明光通り商店街のレトロなよさを存分にPRしてSNSなどでキャンペーン実施してみては?というご提案でした。
「空き家」をリノベーションして昭和レトロな純喫茶が増えればいいのになぁともご提案いただきました。
リノベーションのコンセプト例として挙げられたのが、JR和歌山駅近く、みその商店街にある喫茶店「THE MISONO(ザ・ミソノ)」
古着屋さんやサウナも併設されたお店を、今回初めて知りました。
さすが、JKですね。。。ときめく情報を見つけるのが早いなと思いました。
6班 - 海の町 ~加太・友ヶ島~
揚げパンで有名な「キシモト商店」や、加太名物よもぎ餅を販売している「先田商店」などの老舗と、「SERENO-seafood&cafe-」や「QQQ×UTA wakayama」などの新しいカフェが入り混じり、アニメ好きやコスプレイヤーにも注目されている和歌山市北西部の魅力に気づいた6班さんは「加太・友ヶ島」に注目。
一方で、JK(女子高生)が「加太に行きたい!」とはならない……という率直なご意見をいただきました。
……加太は若者に人気のエリアなのかな?と思っていたnote編集担当としては、その事実に少しショックを受けましたけれども。
6班さんは、そんな和歌山市職員にも、JK(女子高生)が「加太に行きたい!」と思えるようになる解決策を教えてくれました。
加太にも若者向けのカフェなどがあることをもっと伝える
そもそもJK(女子高生)が来るような場所をつくる
上記1と2を同時に解決するために、「どこまでも推しと一緒に撮影!SNS投稿を促す推し活カフェ」と「アニメカフェ」をご提案いただきました。
「どこまでも推しと一緒に撮影!SNS投稿を促す推し活カフェ」は、加太の美しい海を活かし、推しのアクリルスタンドと撮影したくなるカフェです。
「白やグレーを基調とした韓国風カフェ」と表現いただいていたのですが……これ、お料理やアクリルスタンドが写真に映えるように、インテリアはシンプルにするのが今のトレンドなんですね汗
韓国風のお店と言えば、某ドラマが人気だったときに訪れた新大久保のカフェを想像していたので、なぜシンプルなのか?理解するのに時間がかかってしまいましたが、なるほどですね!
確かに映したいものが、推しのアクリルスタンド。
オシャレなお料理と一緒に撮影することで「推しへの愛」を表現するわけですね、分かります。
「アニメカフェ」はアニメ好きな方に合わせたカフェです。
「アニメが好きな方」について、マーケティングデータに基づいて、「開放的でリラックスできる空間と一人にもなれる空間」にしたいとのご提案でした。
また、高校生は自動車の運転ができないので、交通について、加太駅で電動キックボードがレンタルできたらいいかも!?というアイデアもいただきました。
南海電鉄 加太さかな線にも注目いただき、「ローカル線×まちづくり」という視点での提案にもなっていました。