JK的に和歌山市推せるのってドコよ⁉①- 和歌山信愛高等学校1年生「探究学習-グループワーク」~リージョン探究:地域行政分野~
ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。
和歌山市では令和3年度に「移住定住戦略課」という課が新設されました。
「和歌山市を選んで、県外から移り住んでもらうこと」と「和歌山市を好きになって、住み続けてもらうこと」を考える部署です。
県外の方に移住いただくために、市の魅力を発信したり、移住者にお試し移住いただくなどの移住される方の受け入れ態勢を整える取組を地域のみなさまとともに行っています。
移住施策は分かりやすいと思うのですが、和歌山市移住定住戦略課では、定住施策も行っています。
例えば、「学生支援プロジェクト」と銘打って、垣根を越えて市内の学生さんたちで交流いただき、和歌山市を盛り上げていただくイベントを開催しています。
和歌山市内に通学している学生さんの思い出のひとつになればいいなと思うのと、和歌山市でも「こんな勉強ができるんだな」「こんな仕事もできるんだな」ということを知って、将来の選択の幅を広げていただく一助になれば嬉しいと思っています。
言葉たらずなのでプロジェクト名からは「和歌山市が支援している感」が出ておりますが、実のところ、和歌山市が学生さんに「ぜひとも未来の和歌山市を支援してほしい」とも願っています。
令和5年度、「学生支援プロジェクト」は8月に第1回を実施しました。
令和6年2月25日(日)には、第2回「学生支援プロジェクト」は、合同演奏会編「学生と音楽2024~みんなと奏DAY(カナデイ)~」。
そして令和6年2月29日(木)には、第3回「学生支援プロジェクト」として、進学・就職ガイダンス編「~地学地就(地元進学&地元就職)~」を開催します。
「学生支援プロジェクト」とは異なるのですが、和歌山信愛高等学校から4月に「探究学習」の一環として「グループワーク」の行政課題を提示するご依頼を受け、お引き受けしたのも「和歌山市内の学校に通っている学生さんに、和歌山市のことを知ってもらいたいなぁ」と考えたことがきっかけです。
noteを編集している私自身、遠く学生時代のことを思い出すと、高校卒業して県外に進学してしまうと、和歌山市の観光名所は小さい頃の家族での外出か遠足でしか行かなくて。
故郷のことをよく知らないまま、長年県外で暮らしてしまったので、機会をいただけるなら、学生さんのうちにも和歌山市のことを知って、何か感じてほしいなと思うんですよね。よいことも、悪いことも。
しかも、和歌山信愛高等学校さまの半分以上は和歌山市外から通学されているとのこと。
……私たち行政職員が思う以上に、和歌山市内の高等学校生は、和歌山市のことを知らないのかもしれません。
和歌山信愛高等学校では「探究学習」として、1年生で「リージョン探究」、2年生で「グローバル探究」、3年生で「キャリア探究」を実施されています。
今年度、1年生の「リージョン探究」の行政課題を提示し、学生さんのグループワークの発表の講評をするご依頼を受けました。
ちなみに、1年生の「リージョン探究」では、経済・医療・産業・農業・行政の5分野から学生さんが選択できるとのこと。
1学年200人なので、1分野につき約40人がグループで学習するのだそうです。
令和5年5月下旬に課題提出し、7月にフィールドワークを実施。
10月に各グループの中間発表をお伺いして講評後、12月に最終発表を聞かせていただきました。
和歌山市移住定住戦略課が出した、和歌山信愛高等学校1年生の「探究学習-グループワーク」の行政課題は、「JK的に和歌山市推せるのってドコよ!?」。
和歌山信愛高等学校1年生に、「和歌山市の推せるポイント」を探していただき、誰に、いつ、どこで、何を、なぜ、どうやって伝えるか?
5W1Hで伝える最終発表を行う課題とさせていただきました。
県外のみなさまにも「和歌山市の推せるポイント」は知っていただきたいと思いますので、この投稿を含め、数回に渡って、和歌山信愛高等学校1年生「探究学習-グループワーク」行政課題、「JK的に和歌山市推せるのってドコよ!?」について、お届けしたいと思います。