着付けができなくてもラクに着られる「KIMONOWEAR」②―和歌山市チャレンジ新商品グランプリ
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和歌山市広報広聴課です。
本市の優れた技術やノウハウ、独創的なアイデアをもとに新商品開発に取り組む中小企業の販路開拓を応援する「和歌山市チャレンジ新商品認定制度」。
令和4年度も4事業者4商品を「和歌山市チャレンジ新商品」として認定しました。
前回の記事で、「NOI(ノイ)japan」で扱われている「KIMONOWEAR」をご紹介させていただきました。
季節を選ばずオールシーズン着用することができ、お洗濯も自宅で可能です。
ーー「KIMONOWEAR」のこだわったところや工夫したところを教えてください。
まず和歌山のメリヤス、和歌山のニットと掛け合わせたというところが大きな特徴かなと思っています。
着物が苦しいとか、ちゃんと着なくちゃいけないという着物の今ある概念を覆して、着物の当たり前を崩していく。
そこにどうやって着物の軸を残すか、ここは残していかないと着物ウェアとは呼べない、というところを大事にしながら、メリヤスと着物というものの掛け合わせを最大に活かせるところを探って作りました。
ーー「ここは残していかないと着物ウェアとは呼べない」という「ここ」は何ですか?
例えば、着物は苦しいと言われていますが、実は形はすごくゆったりしていて、ただの布を着つけることによって自分の体に沿わせていくというものです。
洋服だと形が決まっていてその中に体を入れていくんですけど、(着物は)すごく自由度が高くて、動きによったらはだけてしまったりするんですね。下のスカートは、あえてはだける作りを残していて、どれぐらい歩幅を広くしたらはだけるかとか、どういうふうに体を動かしたらはだけないかっていうところが、自分の体でわかっていくことで、自分の軸を通すみたいな。
日本人がそうやって身体能力を養ってきたっていうようなところは残すようにしました。
ーーこれからどう発展させていきたいですか?
今回はとにかく楽な生地ということで、メリヤスの中でも非常に楽な生地を選んでいます。
それぞれが自由にまとっていただけるようになればいいな、と思っていて、そういった方がたくさん増えていけばいいな、と思っています。
和歌山のメリヤスと、和歌山のメンバーで作っていきたいなと思って、着物ウェアの開発を進めました。
和歌山のメリヤスもそうですし、和歌山でいろんな良い物を知っていただけたら嬉しいなと思ってます。
また皆様の目に届くように、いろんなところで見ていただけるように今後も頑張っていきたいと思います。
着物に興味がある方、少しでも気になられた方は、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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