サーフィン好き社員の意見も取り入れて、東京のIT企業がワーケーションできるオフィスを和歌山市につくった話
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サーフィン好き社員の意見も取り入れて、東京のIT企業がワーケーションできるオフィスを和歌山市につくった話

ご覧いただき、ありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。

今回は、令和3年度、和歌山市へのサテライトオフィス立地第1号となる『ベリテワークス株式会社』を紹介します。
ベリテワークス株式会社(本社:東京都北区)は、情報システム開発事業や心理カウンセリング事業を行う企業で、和歌山市での人材確保と、システム開発事業の規模拡大、従業員のワークライフバランスの実現を目的として、和歌山市に拠点を開設していただきました。

和歌山市への立地についてベリテワークス株式会社CTOの西さんにお話を伺いました。

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地方にオフィスを構えようと思ったきっかけは?

昨今のコロナ禍により、テレワークで業務をすることも増えました。
でも、自宅にこもって仕事をしていると閉塞感がありますよね。
そこで、遊びができて仕事もできる場所っていうのがあったらいいじゃないかと再認識したのがきっかけです。

もともと弊社は、夏と冬に社員が温泉地とかで集まってミーティングをするっていう文化がありました。
でも今はコロナ禍の状況ですし、以前と同じように大人数で旅館に行くというのも迷惑がかかると考え、中止にしているところです。

そこで、自分たちの施設でリフレッシュできれば周りにも迷惑をかけない、自分たちだけなら責任が取れると考え、ワーケーションができるオフィスを構えるのもいいんじゃないかということで話が始まりました。

ワーケーション先を和歌山市に決めた理由は?

主なポイントとして、
①京阪神からのアクセス
②東京本社からのアクセス
③現地採用
の3点を軸に立地先を検討しました。
京阪神からのアクセスは、大阪営業所の従業員の勤務を想定したものです。

和歌山市は関西国際空港から1時間もあれば来れますし、東京から新幹線できても新大阪から特急1本でこれますよね。
その点で、アクセスの良さを感じました。
和歌山市なら、大阪市内や京都、兵庫に行きたいとなっても、さほど苦労しないというのは大きなポイントですね。

また、人材の採用についても人口の多さが決め手ですね。やはり、最低限人数はいないと採用も苦労しますので。

その他に、バケーションという面で、サーフィン好きの社員から、海沿いなら波はどうなのよ?って話がありまして、調べてみたら『磯の浦』がいいって聞いて。

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サーフィンのメッカというと、千葉の外房とか湘南とか宮崎とかってあったんですけど、アクセスが悪かったり、物件が高かったり、目新しさもあまりないし。

そんな感じでいろいろと検討した結果、和歌山市がいいんじゃないってなりました。

私の目線からいくと、西庄のオフィスを出れば、歩いて海にも行けるし、車に乗れば山でも川でも自然にすぐ触れ合える。ドライブもツーリングも楽しめる。サーフィン以外にも楽しみがあるというのが魅力です。

サテライトオフィスを構えるにあたりご苦労されたことは?

弊社の場合は「ワーケーションできる施設を自分たちで作っちゃえ」って考えだったんですよ。
物件を用意して、ちょっとずつ自分たちの好きなようにリノベーションしていくっていう。

私以外の社員が利用したときに「ここが困ります」とかって意見が出てきたら、その都度、じゃあ何が必要かって考えていく。電灯がまだ蛍光灯だからLEDに変えようかなとか、電灯のリモコンがあればな~とか。
「別に無くても困らないけどあったら便利」っていうのを今後どうしていこうかって考えるのも楽しいです。

でも入居してから、ガス関連では苦労しましたね。
お風呂に入ろうと思ったら給湯器が動かない。よくよく見てみるとガスの配管が繋がってないって気づいて。結果的にガス会社さんに来てもらわないといけなくなってしまいました。
冬場だったのでお風呂に入れないとなったのは大変でしたね。おかげで市内の銭湯には詳しくなりましたけど(笑)。

今はもう、電気・ガス・インターネットは繋がって、普通に仕事はできるようになったけど、もっと快適に仕事ができるようにちょっとずつ改善していきたいですね。

ワーケーションを検討されている方にアドバイスをお願いします

まず第1に、ワーケーション先への移動手段。どうやって行くのっていう。アクセスの確認は大事だと思います。
田舎の方になると公共交通機関があまり多くないじゃないですか。そうなると車で行かなきゃってなる。
車で行くとなっても、山道で細くて対向できないとか、運転が不慣れな人でもちゃんと通えるのかどうかとか。その辺りの下調べはきちんとしておいた方がいいと思います。

オフィスを設置するときは、どこにある施設(場所)でどんなもの(インフラ)が用意されているか、何かあったときはどこに行けばいいのか、そういうところは十分下調べをしないと、実際に行った時に困ることになると思います。

そういったことを考えると、和歌山市ぐらいの利便性の良いところが初めてのワーケーションにいいのかな、という風には感じますね。

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和歌山市でのワ―ケーションに期待していることは?

首都圏や大阪みたいな人口密集地をちょっと避けるだけで、気分って変わるんですよね。
東京都心だと、昼も夜も車の音がずっとしてる。
でもここなら、朝起きた時にウグイスの鳴き声が聞こえる。

都市部に住んでると便利な日常が当たり前すぎて、新しい発見がなくなってきてしまうというのもあります。
コロナ禍もあって移動範囲も狭くなっている。

いろいろな場所に行くことで新しい発見に出会えると思うので、若いエンジニアにこのワーケーション施設を活用してもらいたいと思っています。
普段会わないスタッフ同士がここで顔を合わせる。
そこで何か新しいアイデアが浮かんだり、刺激を受けたりできるっていうのが重要
かなと。

その時には、仕事だけじゃなく体を動かすような活動をやってみるのもいいんじゃないかなと。
サーフィンが好きな人、釣りが好きな人なら、始業前に行ってくるとか。温泉地も近いので、仕事終わりに寄るとか。
どこまでを勤務として、どこからが勤務外かっていうのは、ワーケーションを考えたとき、その線引きは難しいところもありますが(笑)

コロナが落ち着いたら、知り合いの会社とかを呼んでコラボレーションしたイベントとかやってみたいですね。

今後の展開はいかがでしょう?

我々の事業は、情報システムの開発と心理カウンセリングですが、ワーケーションなどを通して出てきた新しいアイデアを事業化することも考えていきたいですね。

例えばですが、飲食関連。
やっぱり人間って精神的にも食べ物って大事なんですよね。美味しいものを食べれば、気分が上がります。
そこで、食に関する体も心も健康になれるようなサービスができないか。
エンジニアである私たちが、ITを駆使することで、既存の飲食店にはない新しいものができないかとか。
都市圏でそれを試そうとすると、すごく初期投資がかかる。
そこで和歌山市で試行錯誤してみるというのもいいんじゃないかと考えています。

和歌山市での採用もどんどんしていきたい。
我々の業界は資格が必要ってわけではない。あったらベターっていう程度。
ワードとエクセルとメールができればとりあえず大丈夫。
そこからコードを書いたりっていうシステムの開発に関しては、専門書を読んだり、先輩に聞いたり。自分の頭で考えるっていうのが凄く大事ですね。
自分の頭をフル回転して工夫するのが技術者には必要だと思います。

毎日ここに出社してもいいし、自宅でもいい。
入社時期についても融通が利きます。
昨年は9月~10月くらいに面接して1月に採用した大学生もいましたね。
弊社は柔軟に希望者の事情を考慮させていただきます。
地元で仕事を探している方など、もちろん面接等の採用プロセスは通しますが、ご興味があれば一報ください。

ベリテワークス株式会社 採用情報

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和歌山市では、市内で立地を希望している企業さま窓口を一本化することで、手続きなどをスムーズに行うお手伝いをしています。
地方への立地をご検討の際はご連絡ください。

和歌山市産業政策課ワンストップ窓口
TEL:073-435-1040  FAX:073‐435‐1262
Eメール:sangyoseisaku@city.wakayama.lg.jp

企業立地促進奨励金制度もご活用ください。


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