東京・日本橋 ミシュラン一つ星店フレンチシェフから、和歌山の子どもたちへ「ミライの給食」―和歌山市立三田小学校同窓生が主催①
ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。
更新が滞っており、申し訳ございません。
時間があいてしまったのですが、令和6年3月20日(水・春分の日)に和歌山市立三田小学校で開催された「食と子どもと、未来をつなぐ―和歌山の生産者とモダンフレンチの旗手が贈る ミライの給食 2024」についてご紹介させていただきたいと思います。
主催は、三田小学校49年会の同窓生のみなさま。
「和歌山の子どもたちに、食を通じてもっと地元のよさを知ってもらいたい」とのことで、和歌山市出身の「ミシュラン一つ星」のほか、サステナビリティを積極的に推進しているレストランとして「ミシュラン グリーンスター」も獲得されているフレンチレストラン「La paix(ラペ)」のオーナーシェフ、松本一平氏に母校である三田小学校で和歌山の食材をふんだんに使った「未来の給食」をコース仕立ててで振舞っていただきました。
フレンチレストラン「La paix(ラペ)」さまには和歌山市のふるさと納税返礼品として、東京のお店でのお食事券を返礼品としてご提供いただいております。
三田小学校の同窓生がたまたまフェイスブックでつながったのがきっかけだそうです。
母校に何か恩返しをしたいという話をしている間に、コロナ禍を経て、「和歌山の子どもたちに、食を通じてもっと地元の良さを知ってもらいたい」という思いから、「―食と子どもと、未来をつなぐ― ミライの給食 2024」のを実施するに至ったとのことでした。
「ミライの給食 2024として振る舞われたメニューは以下の6つです。
1. しらすメレンゲ リコッタチーズ
サクサクのメレンゲと、ふっくらしたしらす、ホロホロしたリコッタチーズに少しオリーブオイルを合わせた、3つの食感が楽しめるひと皿。
甘いのとしょっぱいの2つの味わいも楽しめます。
2. 人参のエスプーマ 足赤海老のマリネとそのエキス
エスプーマとはスペイン語で「泡」という意味です。冬から初春にかけて甘くて味が濃いにんじんをエスプーマにし、足赤えびはハーブとマリネしました。足赤えびの頭からとった出汁をジュレにしてのせています。
3. 稚鮎の甘露煮クレープ包み
稚鮎はバルサミコ酢とポルト酒で甘露煮風に仕上げました。
ナスタチウムは「人参のエスプーマ 足赤海老のマリネとそのエキス」に花を使用し、葉はこちらに利用しています。フランスでよくサラダにされるマーシュは、小川さん本人が食べたくて育てているものだそう。
ハーブとアンチョビソースで合わせています。
4. 紀州和華牛ハンバーグ じゃがいもとコンテチーズのグラタン 季節の野菜添え
和歌山県内牧場で育った黒毛和牛、紀州和華牛100%のハンバーグをデミグラスソースで。
和歌山産の季節の野菜を添えたメインディッシュです。
和歌山の特産品、梅は、「梅バター」として使われています。
「みんなのぱん」は和歌山市でも人気だったパン屋さんが、東京に移転し開業した「しかたらむかな」。「しかたらむかな」のパンは「La paix(ラペ)」でも普段からご利用されているとのことです。
5. 紀州和華牛のカレー
紀州和華牛をぜいたくに使ったカレー。
スパイシーな大人な味のカレーになっているとのこと。
お米は和歌山県産の「きぬむすめ」です。
6. 柑橘パフェ
甘夏と八朔をたくさん使ったパフェです。
柑橘のそのままの果実と、柑橘のそーつを合わせ、サクサクのフランブルー生地やホロホロしたアーモンドクッキー、ホワイトチョコレートのムース、紅茶(ウバ)のアイスクリームなどを合わせています。
層になっているので、下から合わせて食べてみてください、とのことでした。
和歌山市出身の松本シェフを中心に、小学校の同窓生、和歌山の生産者、そして、和歌山の子どもたちがつながった「ミライの給食 2024」。
この催しの様子は下記のユーチューブチャンネルでもご覧いただけます。
長くなりましたので、今回は、お料理のご紹介まで。
次回の投稿では、「ミライの給食 2024」のためにご提供いただいた食材をご紹介します。
写真撮影:照井壮平(maisonphotographie)
動画撮影:山本 琢哉(ORANGE BLUE)
和歌山市へのふるさと納税(元気わかやま市応援寄附金)の詳細については本市ホームページからご確認いただけます。