「TGC 和歌山 2023」開催!今だから話せる和歌山市裏話③-和歌山市内観光関連事業者さま支援編(バックヤードケータリングご提供の裏には生産者さまの協力も!)
ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。
前回の投稿では、令和5年2月11日(土)に開催された「oomiya presents TGC WAKAYAMA 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION(以下、TGC 和歌山 2023)」の今だから話せる和歌山市裏話、part.2。
和歌山市内観光関連事業者さまの支援を目的とした施策にご協力いただきました市内飲食事業者さまについて触れました。
「TGC 和歌山 2023」バックヤードケータリングメニューのひとつに、地元・和歌山大学の学生さんにプロデュースいただきましたメニュー「わかやま旅サラダ ~さっぱり和風仕立て~」のお話聞くなかで、ケータリングメニューのご提供を無償でご協力いただける飲食店さまを募らせていただいた裏で、生産者さまからの食材の無償提供もあったとお伺いしたので、そちらのご紹介と御礼もしておかねばと思いました。
和歌山大学生プロデュース!「わかやま旅サラダ ~さっぱり和風仕立て~」実現にご協力いただいた「蒸しダイニング Musu Musu」さま
「わかやま旅サラダ ~さっぱり和風仕立て~」のプロデュースをしたのは、和歌山大学観光学部の新田さんたち。和歌山大学地域交流援農サークル「agrico.(アグリコ)」にも参加し、県内農家の方々のお手伝いや地域での行事を通して交流を行っているそうです。
和歌山県の特産品をPRすることは大学の講義で行い、和歌山県内や近畿圏などでは行ってきたことでもあるのですが、「TGC 和歌山 2023」のような全国的に注目される大規模なイベントでのPRを行うことは初めてのこと。
和歌山県に来たことがない方々に、和歌山県・市をPRをすることを踏まえ、地元の食材をふんだんに使うことを考え、12月から試作を重ねたとのことでした。
「わかやま旅サラダ ~さっぱり和風仕立て~」のテーマは、「和歌浦から始まる船出~玉手箱とともに~」として見た目の豪華さにこだわったとのこと。そこには、「TGC 和歌山 2023」をきっかけに新しいスタートを切りだせるようにという新田さんたちの思いもあったそうです。
器には、はっさく。
なかには、加太の鯛、雑賀崎の足赤えびなど和歌山の食材をふんだんに使いました。
令和5年2月11日に開催された「TGC 和歌山 2023」で実際ご出演者さまが食べる分の調理もされたとのこと。
紀州てまりをイメージしてラディッシュに飾り切りを施すことなどにも挑戦したそうです。
調理は、TGC和歌山推進委員会さまを通じて、「蒸しダイニング Musu Musu」さんの厨房をお借りして行ったとのこと。お昼や夕方以降などお忙しい時間の合間を縫って、ご協力いただきました。
新田さんたち、和歌山大学の学生さんたちには、料理の専門知識がないので、食材をもとに考えたアイデアを実現できるか、アドバイスをいただいたとのこと。
料理の見た目だけではなく、一口大にして食べやすくする工夫や、中にはいているジュレの味を誰が食べてもおいしいと感じやすくするご提案もいただいたとのことでした。
「蒸しダイニング Musu Musu」を経営されている奥川さんも、仕事としてコストや実現性の観点からアイデアを発想をしがちになっていたけれど、今回の学生さんとの取組みで自由に発想する楽しさ、おもしろさに再度触れることができたと感想をいただきました。
和歌山市南西部、雑賀崎・田野エリアで獲れる!紀州「足赤えび」
新田さんや奥川さんからお話を伺っているなかで、「TGC 和歌山 2023」バックヤードケータリングに市内飲食店さまにご協力いただく裏で、生産者さまたちからの食材の無償提供もあったとお伺いしました。
和歌山市中央卸売市場内で仲卸をしているカネナカ水産株式会社さまからは、雑賀崎・田野エリアで獲れる紀州「足赤えび」をご提供いただきました。
「明石鯛」「鳴門鯛」と並ぶトップブランド!「加太の真鯛」も届きました。
加太漁業協同組合さまからは、加太の立派な真鯛も届けていただきました!
加太の真鯛は、鯛を傷を付けない伝統的な漁法「一本釣り」で釣り上げられたものです。
まき餌や使い捨ての仕掛けを使わず、疑似餌と糸だけで行う「一本釣り」はマリン・エコラベル・ジャパン協議会による漁業の認証制度「マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)」にも選ばれています。
新田さんの顔の倍の大きさ!
立派な鯛ですね!!!
新田さんの先輩からは「はっさく」も!
和歌山大学地域交流援農サークル「agrico.(アグリコ)」に所属している新田さん。
市内農業関連会社で働くOBの方からは新田さんの取組みを聞いて、「はっさく」もご提供いただけたとのこと。
生産者のみなさまも、ありがとうございました。
市が把握しきれていないところまで、本当にたくさんの和歌山市のみなさまに助けていただきました。
「TGC 和歌山 2023」を開催するにあたり、出演者のみなさまが食べるバックヤードケータリングをTGC和歌山推進委員会と和歌山市でご準備させていただきました。
このほかにも、TGC和歌山推進委員会さまから、イベントとともに和歌山グルメを楽しんでいただくため、会場の和歌山ビッグホエール周辺にキッチンカーを12台!お声がけいただきました。
「TGC 和歌山 2023 FOOD FES.」と題して、「A brand-new journey -和歌山の食の旅-」をテーマにご当地グルメや和歌山産の食材を使用したメニュー、スイーツなどをご提供し、のべ約5,300人に和歌山の食をお届けすることもできました。
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今回は「TGC 和歌山 2023」開催!今だから話せる和歌山市裏話。
和歌山市内観光関連事業者さま支援編(バックヤードケータリングご提供の裏には生産者さまの協力も!)をお届けしました。
「TGC 和歌山 2023」のような全国規模の大きなイベントが開催できた背景には、市民のみなさまのご協力があって成し遂げられたことだと改めて思いました。
ありがとうございました。
次回は、「TGC 和歌山 2023」開催による子ども・若者の活気醸成について、和歌山市が企画した施策に触れたいと思います。
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