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JK的に和歌山市推せるのってドコよ⁉②- 和歌山信愛高等学校1年生「探究学習-グループワーク」~リージョン探究:地域行政分野~

ご覧いただきありがとうございます。
和歌山市広報広聴課です。

前回の記事では、和歌山市移住定住戦略で行っている定住施策のひとつとして「学生支援プロジェクト」のご紹介をするとともに、和歌山信愛高等学校からご依頼を受けて実施した、1年生の「探究学習」の一環の「グループワーク」行政課題についてお届けしたいと思います。

前回の投稿は下記です。

和歌山信愛高等学校1年生の「探究学習」の一環の「グループワーク」の行政課題として、「JK的に和歌山市推せるのってドコよ!?」というのを5W1Hにまとめる課題を5月下旬にお話し、7月中旬に和歌山市内を実際回ってみようというので、フィールドワークに向かいました。

フィールドワークは1日。
ご希望を伺ったところ、県外・市外から通学しているため、あまり訪れたことがない学生さんの多い、南部・東部を中心に巡るので行程を組み立てました。

午前中は、「史跡和歌山城と和歌山市の産業を知ってもらいたい!」と思ったので、令和4年度「和歌山市チャレンジ新商品」グランプリを受賞した「NOI japan」さまにご協力いただき、和歌山市産のニット生地アイテムを試着する体験をしてもらいました。


行程1. 史跡 和歌山城に登る

わかやま歴史館に集合。
江戸時代の和歌山城をVRで再現した「よみがえる和歌山城」をご覧いただき、歴史館内の豊富な資料のなかから選りすぐりのものを、本市の学芸員から説明をまじえて学んでいただきました。

「わかやま歴史館」にて和歌山城学芸員による解説を聴講いただく様子

地元の観光地って、実はそんなに行かない……と思います。
しかも、通学や部活に毎日勤しんでいる女子高生たちが
「今度の休日、城登る?」
とは、城推しの女の子でない限りあんまり言わないと思いますので、この機会に、和歌山城天守閣にも登閣いただきました。

御橋廊下の窓からは和歌山城天守閣が望めます

江戸時代に藩主が二の丸大奥と西の丸を行き来するのに使用した御橋廊下(平成18年復元)は、角度がついているところを靴を脱いで登っていくので、滑り止めの床が刺激的です。

和歌山城天守閣からの眺め

和歌山城の天守閣は山頂に築かれているため、登るのに15分程度かかるのですが、天守閣からは和歌山市の街並みが広く見渡せるのが魅力です。
和歌山信愛高等学校もまちなかにあるので校舎も見えると思います。

行程2. 和歌山市の産業を知る

和歌山城天守閣に登った後は教室に戻って、和歌山が全国に誇るニット産業も知っていただくため、和歌山県産であることにこだわって、海外の方はじめ、普段着物を着慣れていない方も簡単にひとりで着られる「KIMONOWEAR」を企画・販売されている「NOI japan」代表、旭さまから講義をしていただくとともに、「KIMONOWEAR」の試着体験にご協力いただきました。

立候補した学生さん4人に「KIMONOWEAR」を試着。
「KIMONOWEAR」はM/L/XLの3サイズ展開。今回はMとLを持ってきていただきました
ひとりでカンタンに結べる帯も!

やわらかく伸縮性のあるニット生地は着心地がよいとのこと。
学生さんからは
「ラクなので、制服もこれにしてほしい!」
といった意見もいただきました笑

試着体験のあと、講義の様子

和歌山市内の老舗呉服店の若女将も務める、「NOI japan」代表の旭さまも、学生時代は和歌山県外に出たくて、ピースボートに乗って世界一周もご経験されたとのこと。
「一度外に出てみて、自分が育ったまちのいいところが見えてくることもあります。いろんなことにチャレンジしながら、振り返ったときに和歌山市を思い出してほしい」
と、最後にお話しいただきました。

***

午後以降、雑賀崎から和歌浦をまわって、道の駅 四季の郷公園と。
地域の方々に先生になっていただきました。

長くなりましたので、午後からのフィールドワークについては、次の記事でご紹介します。

学生支援プロジェクト/
和歌山信愛高等学校1年生「探究学習-グループワーク」行政課題についての問合先
和歌山市市長公室企画政策部移住定住戦略課
〒640-8511 和歌山市七番丁23番地
TEL:073-435-1013 FAX:073-435-1254

和歌山信愛高等学校について問合先
和歌山信愛 中学校 高等学校
〒640-8151 和歌山市屋形町2丁目23番地
TEL:073-424-1141
https://shin-ai.ac.jp/

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